私たちは20年近くイギリスに住んでいます。今から思うとあっという間に月日が経ったという感じです。
このブログを通して、出来きる限り私たち家族が経験したこと感じたことを紹介していきます。直接的か間接的にでもみなさんが持っている色々な疑問の参考になれば嬉しいです。
この記事でわかること
- イギリスに住みはじめた動機
- イギリス生活の感想
- イギリスでこれからの予定
始まり
私たちは日本で育ち普通に日本に住んでいました。海外に憧れはあるけど、海外生活は「夢のまた夢」という距離感でした。
でも、いつかは海外でという夢を持っていて、海外での仕事(海外転勤)を希望し続けて、はや10年、でも何も始まらない現実が続きました。
次なる手は、プランBの自費留学しかないかも?!
と考え始めていた頃、転機は、突然のごとくやってきたのです。
ロンドンへの転勤話が「青天の霹靂」のように我が家へ舞い降りました。上司から転勤の話を伝えられると、即答で「行きます!」と。
ビザの手続きが始まり2ヶ月後にはロンドンに家族全員引っ越してきたました。
周りからの反応は、
前向きなコメントでは
- 「いいね〜海外生活。楽しんで!」
- 「帰ってきたら子供は英語ペラペラでバイリンガルだね、羨ましい!」
- 「大変だと思うけど、頑張って!」
といったコメントが多くありました。
反対に次のような心配コメントも、
- 「何故、日本からわざわざイギリスに行くのか?」
- 「イギリスは遠いよ!」
- 「子供の教育はどうするの?」
- 「英語で生活、大丈夫?」
- 「イギリスの食事はマズイらしいよ」
などなど、色々心配してくださるコメントもありました。
ただ、私たちも「海外生活」の経験がないので、「取り敢えず、行ってみて判断するしかない」と思っていたのでした。
ロンドンで始まる生活
本当に、あっという間にロンドンでの生活がスタート。とは言っても。荷物は数個のスーツケースのみ。海外赴任によく「あるある話」で、大方の荷物は船便にて到着予定です。イギリスの場合、船便の到着には約3ヶ月かかります。おかげで、ロンドンの新居はガランドウ。
最初の驚き
これは我が家の後々語り継がれる事になる最初のエピソードです。飛行機で夕方イギリスに到着し、その日はサービスアパートメントに宿泊しました。ホテルとかと勝手が違うのでチェックインなどを含めて少々緊張でした。
夕方も遅い時間になり時差ボケで疲れていたので、取り敢えず軽く食事を取る事にしました。不慣れな土地なのと予約などもしていないので、手っ取り早く近くの全国チェーンのホテルのレストランへ直行。
長旅の疲れを癒すべく最初の箸(フォーク)をつけました。
面白い事に家族全員の箸がスローモーションのように同時に止まったのです。
初めてイギリス料理の洗礼を受ける羽目に!
噂には聞いていたが、ここまでとは。何が変かと言えば、全く味がしないのです。
テーブルに塩と胡椒が置いてあって、「味付けはご自分でご自由に」という表現がピッタリ。
まさに「自由の国の掟!」と思ったものの味がしないのには困ったものでした。
初めての国で初めての外食なので、文化の違いには最大の敬意は払うけど、あまりにも愕然とする味でした。
始まりはこんな感じです。他にも驚きや発見は多々あります。まぁ海外だと勝手が違うのでそれはある意味当然かもしれません。でもでも、中には「やっぱり、ウソでしょ!?」的なエピソードも存在。それらはオイオイ綴っていくことにします。
今のところの感想
20年近くも住んでいるのだから、「そりゃそうでしょ!」思うかもしれませんが、日々、とにかく飽きないところです。
もちろん、日本と比べると、良い面と悪い面は沢山あります。総合的に、今のところの感想、
この価値観は人生のそれぞれのステップで変わっていくものなので、今のところ(2023年5月)と注をつけておきます。
これから
近い将来と遠い将来。近い将来はイギリス生活が継続している予定です。遠い将来はその時考えるというのが正直な答えです。
人生の予定を全て立てて綿密に行動するタイプではないのでかなりの部分が「行き当たりばったり」の感覚であります。私たちの生活スタイルは急がずマイペースで楽しむのが基本です。その経験上、確実に言えることは、
急がば回れで物事をゆっくり楽しむ方が記憶に残り充実感があります。
これから海外に出たいと思っている方、憧れている方、海外生活を始めたばかりの方、既に海外で生活している方の参考になるような記事を掲載していく予定です。おヒマな時にサイトに立ち寄ってみてください。