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親(大人)の英語習熟速度?【かめらく】

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イギリスに住み始めると子供たちの英語力がどんどん伸びていくのがわかります。全く話せない状態からスタートしているのに「何故?」と思いたくなるくらいのスピードです。初めこそは親の私たちの方がちょっと英語を知っていたとしてもその速さは素人とウサインボルトが競争しているようなものくらいのスピードの違いを感じました。この記事では親の立場から英語にどう対応するかを考えていきます。

この記事でわかること

  • 子供の英語の上達の秘密
  • 客観的に自分の英語力把握
  • 対策はあるのか?
目次

子供の英語の上達の秘密

子供たちの英語が飛躍的に伸びてく理由はただ1つです。

それは1日の大半が英語漬けだからです!

親的にはそれって日本にいた頃の「ヒアリングマラソン的な環境と同じなの?」と思うかもしれませんが、それは全く似て非なるものと断言できます。

子供たちは学校に行って授業を聞き友達と遊びます。家に帰ってくると英語のテレビをみて、学校からの宿題があればして寝るというのが日課です。

この日課でどう違うかと言うと、

子供たちは英語でものを考えています。まだ幼いのでいちいち日本語に翻訳したりはしません

ここに最大の秘訣があります。

日本語に翻訳せずに英語で理解し考えることが最大の武器です。

さきほどのヒアリングマラソンの例を考えてみますと、ヒアリングマラソンは確かに「英語漬け」です。ただ、「受身の英語漬けになりがち」なので子供の日常とは少し事情が違います。

「聞く・聞き流す」だけでは受け身なので自分で考えることは少なく、一方通行(インプット中心)の英語学習になりがちなのです。

それに対し、子供の日常は双方向(アウトプット・インプット)の英語学習になります。

ヒアリングマラソンで効果を挙げた人たちは英語学習が一方通行にならないように自分から英語でのアウトプットもするように努力していたのです。

客観的に自分の英語力把握

ここで親の立場からすると日本で「少なくとも中学から6年間習ってきた英語は役に立たないの?」と思ってしまいがちです。中には英検などの資格を苦労してとった方もいると思います。 あなたの英語の実力を簡単に自己診断してみましょう。次の表を使って自分の英語がどのくらいか判断してみてください。

番号レベル感レベル説明映画に例えると?
初級レベル日常会話ができ英語である程度意思疎通ができる字幕なしでは理解するのは難しい
中級レベル仕事上のメールや会議で英語が不自由なく使える字幕なしで大体(60−70%)理解できる
上級レベル中級レベルに加えて仕事上の対立を英語で解決できる字幕なしで90%以上理解できる
ネイティブレベル上級レベルよりさらに上でジョークや根底にある文化レベルまでの話題に完全についていけるレベル字幕なしで100%(ジョークも含めて)理解できる

あなたの自己測定はどう判断しましたか?

あなたのレベルが上級以上でしたら子供たちの英語と対等に渡り合えるでしょう。

ちなみに、私たちの場合は初級レベルと中級レベルの中間といったところでした。

子供たちの英語レベルに親もついていけるのでしょうか?次に親のできる対策を考えてみます。

対策はあるのか?

ぶっちゃけ、対策は沢山あります。ただ、問題はその時間があるかどうかということです。

対策の例を挙げると、

  • 親も子供と同じように能動的な英語漬け生活
  • 地域のコミュニティに参加し英語で活動
  • 英語の新聞や本を日課として読む(書き言葉を理解するのは話し言葉を上達するのに不可欠です)

時間の制約というのが大人には付き物です。学生なら可能でしょうか、仕事、家事や育児をこなしながら時間を確保するのはなかなか簡単ではありません。

1番のオススメは英語の上達スピードは子供と競争する必要はないと割り切って、ゆっくりマイペースで取り組むことです。

1日のうちで30分でも十分です。双方向的な(能動的な)英語漬けの時間を確保します。「継続は力なり」、「塵も積もれば山となる」です。

30分の積み重ねが1年で180時間、2年で360時間になります。

日本では双方向的な英語学習の機会は得られないので、イギリス滞在中の機会を活かして挑戦してみてください。

「急がば回れ」の精神でマイペースに、そして「好機逸すべからず」で頑張ろう!

まとめ

この記事では気になる「親の英語習得」について個人的な感想を共有しました。日常の生活をしながら英語力をあげていくのは簡単ではありません。仕事や職場環境が英語だとしても、日常会話の中の「生きた英語」は違ったものです。英語が上達することでイギリス文化の理解がより深まります。ちょっとしたニュアンスの違いの理解が新しい発見に繋がればいいですね。

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