イギリスのナショナルトラストのベルトンハウス(Belton House)を紹介します。実際にベルトンハウスを訪問した時の写真と現地で感じた印象を中心に記事中に紹介します。なお、ベルトンハウスの歴史的な背景についてはナショナルトラストのサイトも参照しています。
参考:ナショナルトラストの成り立ちや経緯は下記のリンクにまとめていますので参考にして下さい。
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この記事でわかること
- ベルトンハウスの場所と行き方
- ベルトンハウスの見どころ
- ベルトンハウスの写真
ベルトンハウスについて
まず、ベルトンハウスはこんな感じの建物です(下記の写真)。
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場所と行き方
場所:NG32 2LS, イーストミッドランド(East Midlands)、リンカーンシャー(Lincolnshire)
行き方:車でロンドンから約2時間半くらい
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ベルトンハウスの見どころ
イギリスの典型的な地方の屋敷と同じく、ベルトンハウスではハウス、ガーデン、パークランドを筆頭に見どころが多くあります。
ベルトンハウスのみどころは何と言っても17世紀の最新の技術とイタリアのデザインを取り入れた斬新な造りのハウスとガーデンです。
ベルトンハウスは王室とも関係が深く、王室に関わる歴史に触れることができます。
ベルトンハウスはBBCのドラマの撮影にも使われています。イギリスの作家ジェーン・オースティンの「高慢と偏見(Pride and Prejudice)」のBBCドラマです。是非、実際に撮影に使われた部屋・場所が撮影を現地で見つけてみてください!
このリンクからベルトンハウスのマップにアクセスできます(ベルトンハウスのマップ)。
次にベルトンハウスの歴史について簡単に説明します。
ベルトンハウスの歴史ハイライト
ベルトンハウスは17世紀後半に建設され、その後300年にも渡ってブラウンロー家によって管理されています。
建設当時のリチャード・ブランローはエリザベス1世女王の筆頭顧問弁護士であり、当時のイギリスで1・2位を争う優秀な弁護士でした。
建造は17世紀の最新の建設技術とイタリアの斬新なデザインを取り入れ非常にモダンな建物とガーデンとなっています。例えば、建物では当時としては珍しいサッシ窓を導入しています。
調度品も素晴らしく銀製品、陶磁器や多数の書籍が展示されています。銀製品は1600年から1800年にかけて、陶磁器は1700年後半に日本やアジアの影響を受けたものが所蔵されています。
ベルトンハウスには2つの図書館があり1600年から1700年代の貴重な政治関連の書籍が有名です。
1984年よりナショナルトラストにて管理されています。
ベルトンハウスの写真
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![](https://telewakuwaku.com/wp-content/uploads/2023/10/7.3.2-Belton-H-Marble-hall-1024x768.jpeg)
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![](https://telewakuwaku.com/wp-content/uploads/2023/10/7.3.10-Belton-H-Italian-Garden-1024x768.jpeg)
![](https://telewakuwaku.com/wp-content/uploads/2023/10/7.3.12-scone-and-soup-1024x768.jpeg)
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まとめ
今回はベルトンハウスを紹介しました。イギリスには16世紀以降造られた多くの邸宅があります。それぞれに地域の歴史や文化を知る上では欠かせない存在です。カントリーハウスのいくつかは王室と深く関わりがあります。イギリスの全体の歴史の中での地方史を紐解いて関連付けていくのも面白いですね。あなたのイギリス発見の糸口になればと思います。